ビフィズス菌20%を目指そう!! 4つの効果と正しいふやし方

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腸内細菌として有名なビフィズス菌。CMなどでもよく耳にしますが「あまりよく知らない」という人も多いのではないでしょうか?

この記事ではビフィズス菌について、「4つの大きなメリット」「乳酸菌との違い」「効果的に取り入れる方法」などについて説明していきます。

ビフィズス菌などの善玉菌の割合を10%程度から20%以上に引き上げる事ができれば

免疫力の向上、美肌、便秘の解消、など対して、「体に奇跡が起こる」といわれています。

ビフィズス菌と人との関わり

実は人の体内には「乳酸菌」よりも「ビフィズス菌」の方が100倍~10,000倍多く存在します。

腸内でビフィズス菌がとても大切な役割を果たしているのが容易に想像できますね。

それではビフィズス菌は私たちの腸内でどのような役割をはたし、どんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか。

ビフィズス菌の持つ効果

腸内でのビフィズス菌の働きは“腸内環境を整えること”です。これにより次の4つの効果が得られます。

○ 整腸作用
○ 感染からの防御
○ 免疫賦活作用
○ 脂質代謝アップ

それでは1つずつ説明しましょう。

整腸作用

乳酸菌は主に乳酸を生成しますが、ビフィズス菌は乳酸の他に酢酸も生成します。

これらの乳酸や酢酸は腸内を酸性にし、悪玉菌が繁殖しにくい環境にしてくれます

これにより、悪玉菌が作るアンモニアインドールといった腐敗物質を減少させるため腸内環境が改善されます。

腸内環境が整うと腸の蠕動運動が活発になり、下痢や便秘といった症状の改善にもつながります。

特にビフィズス菌が産生する酢酸は乳酸より強力で、さらに粘膜の保護作用まであります。

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感染からの防御

腸内環境が改善されると、病原性大腸菌O-157などの増殖を抑制できます。

前述の通り、ビフィズス菌が産生する酢酸は強力で、乳酸よりも優れた静菌作用があることが確認されています。
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また、ウイルスに対抗する働きのあるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化や粘膜免疫の主役であるIgA産生が増加することで、インフルエンザや風邪、感染性腸炎(ロタウィルス)の感染防御効果があります。

免疫賦活作用

人の腸には体内の免疫細胞の60~70%が存在しているので、ビフィズス菌が腸内環境を整えることにより、腸の免疫力がアップします。

これにより、免疫異常であるアレルギー症状が緩和されることが知られています。

また、ビフィズス菌の中には、NK細胞を活性化させることにより腫瘍の増殖を抑制した例も報告されています。

他にもビフィズス菌は葉酸などのビタミンB群を作ることが知られており、栄養素の吸収でも良い働きが知られています。

脂質代謝アップ

脂質代謝がスムーズにいかないと中性脂肪コレステロールが必要以上に蓄積されてしまいます。

しかし、ビフィズス菌の1種であるロンガム菌やブレーベ菌を与えられた動物実験で、血中総コレステロール値の低下や体重増加の抑制が確認されました。
また、森永乳業が販売しているビフィズス菌BB536入りのヨーグルトを100g摂取し続けると、血中総コレステロールが減少することが人でも確認されています。

自分のビフィズス菌を増やそう!! その効果的な3つの方法と2つの注意点

ヒトの腸管内はきわめて酸素の乏しい条件であるため、乳酸菌よりも偏性嫌気性(酸素が無くても生きられる性質)であるビフィズス菌の方が優勢となります。

乳酸菌を摂取しても定着させることは難しいので、自分の腸に棲んでいるビフィズス菌を活性化させて殖やすか、自分に合ったビフィズス菌を摂取する方が現実的です。

では、どうするのが良いでしょう?具体的には次の3つの方法になります。

《自分のビフィズス菌を活性化させて殖やす方法》

○ オリゴ糖や食物繊維を摂る
○ 乳酸菌を摂る《自分に合ったビフィズス菌を摂取して増やす方法》
○ ビフィズス菌入りの食品を摂る

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オリゴ糖や食物繊維を摂る

オリゴ糖や食物繊維は消化されずに腸まで届きビフィズス菌や乳酸菌のエサになります。

乳酸菌が増えて腸内環境が改善されるとビフィズス菌も活性化されます。

ゴボウやバナナはどちらも豊富なので、食事に摂り入れると一石二鳥ですね。

乳酸菌を摂る

ヨーグルトなどの乳製品や漬物、サプリメントには多くの乳酸菌が含まれています。

この乳酸菌の産生物や菌体自体が腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエサになるので、ビフィズス菌の増加に効果があります。

ビフィズス菌入りの食品を摂る

生きて腸まで届くタイプのビフィズス菌や製法のヨーグルトやサプリメントを摂る方法です。

ビフィズス菌は胃酸や酸素に弱いため、耐性を持つ菌種や製法を用いた製品を選ぶことが大切です。

また、胃が酸性に傾いている空腹時を避け、食後に摂るように心がけるのも良いでしょう。

以上3つの方法を実践するにあたって、注意することが2つあります。

○ 自分(の腸)に合っているものを選ぶ

○ 毎日続ける

ビフィズス菌には人との相性があります。

公益財団法人日本ビフィズス菌センターによると、一人の便の中には2~4菌種のビフィズス菌しかみられないそうです。

エサとして摂った乳酸菌の産生物や菌体が自分の腸内のビフィズス菌に合わなければ、効果的な増加は期待できません。

あるいはビフィズス菌そのものを摂取しても、腸内のビフィズス菌と異なる種類なら、生きて腸まで届いても定着は難しくなります。

また、エサとしてオリゴ糖・食物繊維・乳酸菌を与えるのですから、毎日続ける必要があります。

摂取をやめればその数日後からビフィズス菌がもたらす効果は減少していきます。摂取を習慣化することが大切です。

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