あのカルピスに健康効果!?意外なヒミツ、教えます!

img_0[1]

グラスにあたる氷の涼しげな音。
白地に水玉模様のどこか懐かしいパッケージ。

お中元の定番商品になった『カルピス』は、もはや夏の風物詩ともいえますね。

昔も今も変わらず子供に人気のカルピスですが、最近では健康効果を期待して、再び手に取る大人も多いとか。

今回は、お馴染みの乳酸菌飲料『カルピスの“機能性”にスポットを当て、解説していきます。

カルピスを使った料理大人向けアレンジも紹介しますよ。

 カルピスとは?

社名にもなっている『カルピス』は、1919年に発売された殺菌乳酸菌飲料です。

カラダにピース」のCMを思い浮かべる人も多いでしょう。

S-011-01

カルピスのCMには内田有紀、岡田准一などが出演していましたが、現在は長澤まさみが起用され、放映中です。
このフレーズの声も担当していますね。

乳酸菌飲料と言えば、もう一つの人気商品『ヤクルト』がありますが、こちらは生菌タイプ。

生菌タイプと言えばヤクルト殺菌タイプと言えばカルピス、と人気を二分してきたわけですが、どちらも基本的な乳酸菌の効果に差はありません

ただ、含まれている菌種の特性による違いはあります。

カルピスについては次項で触れますが、ヤクルトについては、こちらをどうぞ↓
40円で健康に!? 驚くべきヤクルトの効果とは

殺菌タイプのカルピスは濃縮品(原液)が主流でしたが、1991年に希釈する必要がない『カルピスウォーター』が発売され、大ヒットとなりました。

確かにカルピスは2.5~5倍程度に希釈しないと飲めない煩わしさがありますが、反面、色々なアレンジに使えるという利点もあります。

これも後ほど(^^)

 カルピス菌って?

さて、当サイトでは乳酸菌のすばらしい効果☆彡を紹介しておりますが、ロングセラー商品なのに登場回数が少ないのが、このカルピス。

その理由の一つは、使用菌株がすべて公表されているわけではないからです。

そもそも、カルピスに使われている微生物は乳酸菌だけではありません。
乳酸菌酵母菌集合体(培養液)なのです。

このうち、乳酸菌Lactobacillus helveticusラクトバチルス・ヘルベティカス)は多くの実験データと共にカルピスの主要な乳酸菌として公表されています。

同社では、この集合体を「カルピス菌」と称しているので、当サイトもそれにならいますね。

このカルピス菌は発売以来90年にもわたって、カルピス社で受け継がれてきたものです。

2010年12月に放映された『がっちりマンデー!!』によると

「元々商社マンであったカルピス創業者の三島海雲が内モンゴルを訪れた際、現地の人々が飲んでいる“ジョウヒ”と呼ばれる牛乳を発酵させた飲み物を飲んだところ、長旅で崩していた体調が回復した」

という経験がもとになっているそうです。

S-011-02

この飲み物を日本にも紹介したいという思いから、カルピスが誕生したそうですよ。

さらに、同番組によると、実はこのカルピス菌をどこでどうやって見つけたのかは、カルピス社内でも誰も知らない”なのだとか。

無くなってしまったら、同じものを見つけるのはほぼ不可能だそうですよ。

この話、2016年6月18日放送の『ジョブチューンSP』でも触れていました!

菌種が公表されていないのも納得ですねー。

カルピスの健康効果

老舗の“秘伝のタレ”のように受け継がれてきたカルピス菌。

科学の進歩とともに、創業者の三島氏が感じた健康効果(を上回る?)のヒミツが少しずつ明らかにされてきました。

ここでは、カルピス菌で確認された健康効果を紹介しましょう。

 寿命への効果

マウスを3つのグループに分け、それぞれ通常のエサ、カルピス菌で発酵させた乳(=カルピス酸乳)を含むエサ、発酵前の乳を含むエサを与えたところ、カルピス酸乳を与えられたマウスのグループの生存率が高く平均寿命が長いことが確認されたそうです。

同社によると、これは、ノーベル賞受賞学者メチニコフにより提唱された“ヨーグルト長寿説”をサポートする数少ない成果だそうですよ。

 感染症・腫瘍・循環器疾患の予防

マウスの主な死因は感染症腫瘍循環器疾患ですが、カルピス酸乳の摂取によって寿命が延びたということは、これらの疾患の発症が抑制されたことになります。

カルピス菌がこれらの予防効果を持っている…ということですね。

 血圧低下作用

カルピス酸乳がもつ疾患の予防効果の中で、特に注目されたのは“循環器系”への効果でした。

そこで、高血圧症状を有するラットに「カルピス酸乳」を含む餌を与えたところ、血圧が下がことが明らかになりました。

さらに、研究所ではカルピス酸乳に含まれる血圧降下作用をもつ成分の特定に取り組み、3つのアミノ酸から成る2種類のペプチド”VPP(バリン-プロリン-プロリン)” と”IPP(イソロイシン-プロリン-プロリン)”を発見しました。

VPPとIPPは、発酵中に「カルピス菌」を構成する乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカスによって乳たんぱく質から生じる成分なので、“ラクトトリペプチド”と名付けられています。

ラクト(乳の)トリ(3つの)ペプチド(アミノ酸とタンパク質の中間物質)というわけです。

ラクトトリペプチドの血圧降下メカニズム

ラクトトリペプチドには、血圧をあげる物質を作り出す“アンジオテンシン変換酵素(ACE)”の活性を阻害する作用があることがわかりました。

加えて、ラクトトリペプチドは消化酵素によって分解されにくく、腸管での吸収性に優れていることもわかっています。

口から摂取されても速やかに体内に吸収され、ACE活性を阻害して、血圧を下げてくれるわけですね。

S-011-03

ラクトトリペプチドの作用は実験動物だけでなく、人での効果も確認されています。

ラクトトリペプチドを含む飲料を8週間摂取した高血圧の患者は、プラセボ(そっくりなニセモノ)飲料を摂取した患者に比べ、収縮期血圧が14 mmHg低下することが確認されたそうです。

現在、日本人の死亡原因は、がん心臓病脳卒中が上位を占めています。がんを除けば循環器系の疾患ですね。

高血圧は循環器疾患の危険因子ですから、これを取り除くことは長生きするための重要なテーマです。

ぜひカルピス菌の力を借りたいですね。

その他の効果

カルピス菌やカルピス酸乳には、一般的な発酵食品がもつ免疫力アップ美肌などの効果の他にも、

疲労回復
ストレス軽減
記憶力向上

などが確認され、学会でも発表されています。

「カルピス、やるじゃん!!」と思ってしまいました。笑。

カルピス応用レシピ

こんなに体にいいカルピス、子供にあげるだけじゃもったいない!

料理に使えば旨味風味もアップするので、ぜひ取り入れましょう。

※ カルピスは濃縮品(原液)での分量です。

カルピス&小松菜スムージー

子供に食べさせたい野菜。
中でも緑黄色野菜は“食べさせたいけれど食べてくれない食材”ですよね。

そんなお悩みを抱えたママたちにおススメしたいのが、このレシピ!
小学生の約80%が「満足!」と答えたレシピです。

時間のない朝食にもピッタリのメニューですよ。

【材料(1人分)】

・カルピス 30ml
・バナナ(冷凍) 1/2本(75g)
・小松菜 50g
・りんご 1/8個(30g)
・牛乳 100ml

予めバナナを1口大に切って冷凍しておき、残りの材料とミキサーにかけるだけ。

フライドチキン

なんとチキンにも!カルピスの働きで、柔らかくなると評判です♪

【材料(2~3人分)】

鶏もも肉 2枚
A  卵 1個
カルピス 50cc
溶かしバター 大さじ1
B  薄力粉 200cc
塩 大さじ1
黒こしょう 大さじ1
ナツメグパウダー 小さじ1
揚げ油 適量

【作り方】

① 鶏肉は5cm角に切る。
② ボウルに【A】をあわせる。
③ 別のボウルに【B】を合わせる。
④ 鶏肉を【A】・【B】の順に衣を付け、160度の油できつね色になるまで揚げる。

さわやかな酸味と甘みが食欲をそそりますよ。

生姜焼きのタレ

おかずの定番“生姜焼き”。

カルピスを加えて作ると旨味が増し、生姜の辛さがマイルドになるので、子供にも食べやすくできます。

豚肉を焼いたら、このレシピのタレをかけてお肉と絡めてくださいね。

【材料(豚肉200gあたり)】:混ぜて準備しておきましょう。

・水 50cc
・醤油 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・カルピス 小さじ1
・すりおろしニンニク  少々
・すりおろししょうが  適量

カクテル

最後に紹介するのは大人向きのカクテルレシピ

↑イメージです(笑)

赤ワインカルピス1:1で作るのが基本ですが、甘さやアルコールの強さなど好みもありますので、量は加減してくださいね。

大切なのは、グラスに入れる順番。必ずカルピスを入れておきましょう。
続いて、グラスに沿わせて静かに赤ワインを注ぎます。

上手に作ればきれいな二層のカクテルが楽しめますよ。
どちらも良く冷やしておくと、よりおいしくなります。

まとめ

おいしさだけでなく、感染症予防抗腫瘍血圧の低下作用など健康に効果があることが明らかになり、なんと寿命にも良い影響を期待できるカルピス。

疲労回復効果もあるので、夏バテ解消にも活躍しそうです。

飲み物としてはもちろんですが、料理隠し味にも使えるので、冷蔵庫に1本用意しておくのもいいですね!

シェアして日本の腸内環境を改善する!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です