腹の調子が悪いとき、市販薬を飲むことがありますね。
一過性の下痢など症状を抑えたいときは「下痢止め」を飲みますが、長く続くときやお腹がゴロゴロする、ガスが溜まるなどの不快感がある時には「整腸薬」を飲む人も多いのではないでしょうか。
これらの中には乳酸菌が配合された製剤もあります。
そう、乳酸菌は食品扱いのサプリメントだけでなく、薬にも用いられる成分でもあるのです。
ここでは、乳酸菌を使った整腸薬の種類や作用、選び方について詳しく解説しています。
お腹の調子を整えたいときに、ぜひお役立てください!
乳酸菌製剤とは
ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌には、腸管を刺激して腸の働きを整え、便通の改善や免疫力のアップなど、体を健康に保つ働きがあります。
同時に、悪玉菌を抑制して有害物質の産生を抑え、ガンなどの病気から防いでくれています。
しかし、私たちの腸は様々なストレスにさらされています。
飲み過ぎや食べ過ぎで胃腸への負担が増すことは想像できますね。
また、緊張するとお腹が緩くなったり、環境の変化で便秘になったりすることを考えれば、精神的なストレスも影響することは経験からも明らかです。
ウイルス性・細菌性の胃腸炎や食中毒など、体が有害物を排出しようとして起こる下痢もあります。
善玉菌の排出や悪玉菌の増殖によって腸内環境が乱れると、腸内フローラのバランスが崩れ、下痢や便秘が治りにくくなります。
そんな時に薬の一部として用いられる乳酸菌もいます。
これらの乳酸菌は整腸薬として製剤化され、市販薬(一般薬)や処方薬として利用されているのです。
乳酸菌製剤の分類
では、市販薬や処方薬とはなんでしょうか?
市販薬とは文字通り身近なドラッグストアなどで容易に入手できるものです。
“薬局のカウンター越しに買える(Over the Counter)”ことからOTC医薬品とも呼ばれています。
使用に当たって特に注意が必要な成分が含まれる(=リスクが高い)ものから順に、第一類・第二類・第三類医薬品と分類されています。
さらにリスクが低いものは「指定医薬部外品」とされ、今回紹介する整腸薬のほとんどがこれに該当します。
多くの人が誤った認識をしてしまうので補足しますが、医薬品の分類は効果の強弱でなくリスクの高低によります。
“医薬部外品”というと「薬じゃないんだ…」と効果が低いように受け取る人がいるかもしれませんが、人体に対する作用が穏やかなので安全性が高いというお墨付きで、かつ効果・効能の認められた有効成分が含まれている証拠であるということです。
また“指定”という文言は、“以前はリスクを疑われていたが、安全性が確認されたのでリスク評価を一段階下げたもの”につけられます。
したがって、“指定医薬部外品”は少し前まで第三類医薬品に分類されていたものということになります。
ですから、整腸薬は医学的に効果の確認された安全性の高い薬剤と言えるわけです。
一方の「処方薬」は医師の処方箋がないと入手できない薬です。
販売も調剤薬局でないとできません。
これは、市販薬のように誰もが気軽に購入するにはリスクが高いと判断されているためで、適応する症状や副作用の発生頻度、使用に当たって注意が必要…などの理由があるからです。
その分、適切に服用すれば効果も早く表れるものが多いという面もあります。
そして、乳酸菌を含む整腸薬には処方薬もあります。
同じように見える“乳酸菌を使った整腸薬”でも市販薬と処方薬があるわけですね。
これについては次項で詳しく触れていきます。
乳酸菌製剤の作用について
ご存知の通り、乳酸菌には整腸作用があります。
なぜ腸を整えることが必要かというと、下痢や便秘の辛さを解消することだけではありません。
腸には食べ物の消化・吸収・排泄といった消化器官としての役割だけでなく、免疫力や精神の安定にも関わる重要な働きがあるのです。
そして、その機能は腸という器官が単独で成しえるものではなく、腸内細菌という共棲者が腸内フローラを形成することによって一端を担っているのです。
詳しくはコチラの記事をご覧ください
ところが、腸は非常にデリケートな器官で、肉体的・精神的・物理的なストレスにさらされると機能が乱れてしまいます。下痢や便秘ですね。
こうなると腸内に棲みついていた善玉菌が体外に流し出されてしまったり、悪玉菌が優勢になって善玉菌が減少してしまったり、または抗生剤などによって病原菌を殺す際に善玉菌も一緒に死んでしまったり…という状態になります。
腸内フローラが乱れると腸の機能をサポートできないため、免疫力の低下、精神の不安定などが起こり心身の健康を保てなくなります。
悪玉菌が優勢になると、産生するガスによって腹部膨満感や便臭・体臭がきつくなるなどの弊害も生じます。
もちろん下痢や便秘も起こりやすくなるので、これらの最悪の悪循環に陥ってしまうわけです。
この状態から脱するために利用されるのが「整腸薬」です。
整腸薬には有効成分として乳酸菌や酵母菌、消化酵素を産生する菌の培養液を粉末化したもの(培養末・菌末)が含まれています。
これらに使われる乳酸菌には生きた状態で製剤化されているものが多く、腸までたどり着いたのちに菌自体が発酵を行ったり、棲みついている善玉菌のエサになったりして腸内環境の改善に役立つのです。
同様に酵母菌も培養末に含まれる栄養素や菌体が善玉菌のエサとなることで腸内環境を整えてくれます。
また、消化酵素を含むものは消化を助け、胃腸の負担を和らげてくれます。
このような作用から、整腸薬には効能として整腸作用、軟便・便秘、腹部膨満感の改善などを明記することが許されています。
では、市販薬と処方薬ではどのような違いがあるのでしょうか?
乳酸菌含有の市販薬と処方薬の違い
他の医薬品では成分や作用に明確な違いがあるケースが多いのですが、整腸薬に限っては大きな違いがありません。
しいて言えば、市販薬は菌種数が多かったり消化酵素・ビタミンなど他の成分を含有していたりなど汎用性が高い傾向があり、処方薬は限定的な作用に特化していたり特殊な菌種を使ったりしているという点が挙げられます。
この“処方薬の菌種”に関しては、抗生剤に対する耐性が強化されたものを使用していることがあります。
前述のように、感染症にかかった場合、医療機関を受診すると病原菌を殺す目的で抗生剤を処方されます。
一部の抗生剤を除き、この効果はほとんどの細菌に作用してしまうため、病原菌だけでなく腸内細菌も善玉・悪玉を問わず死んでしまうのです。
このため、抗生剤を飲むとお腹が緩くなり、そのあと便秘になるという人が多くいます。
抗生剤は5~7日間飲み続けるタイプが多く、この間お腹が緩くなって整腸薬を飲んだとしても、通常の菌では死んでしまい、効果は出ません。
ですが抗生剤に耐性のある乳酸菌なら抗生剤の服用期間中に飲んでも整腸作用を発揮することができます。
ただし、薬剤への耐性を持った菌には院内感染などの問題もあり、耐性タイプの乳酸菌が増えたとしても問題は少ないように思われますが、常用していると想定外のバイオハザードが起こり得るかもしれません。
これらの懸念から指定期間のみしか服用できない処方薬として扱われているのです。
整腸薬の種類と特徴
それでは具体的にどのような整腸薬があるのか見ていきましょう。
薬の添付書類を元に、解説していきますね。
市販されている整腸薬
はじめに、市販されている売れ筋の整腸薬を中心に紹介していきましょう。
CMでおなじみの商品もたくさんありますよ。
常備薬として家にある薬があるかもしれません。症状が適切かどうか確認してみてくださいね。
ビオフェルミンS(錠剤・細粒)
最も有名な整腸剤「ビオフェルミン」。蒼井優さんの「人にはヒトの乳酸菌」のCMも耳に残りますね。
本品にはヒトの腸から発見されたビフィズス菌、増殖が速く善玉菌のエサにもなってくれるフェカリス(フェーカリス)菌、乳酸の産生力が高く悪玉菌を牽制してくれるアシドフィルス菌を含んでおり、生きたまま腸まで届くように設計されています。
この製品のポイントは2つ。
1つはヒト由来かつ定着性の高いビフィズス菌を使っていること。
このため、人間の腸とのマッチングが良く、腸内に長期間とどまり整腸効果を上げてくれる可能性があります。
2つめは大腸に棲む菌と小腸に棲む菌の両方を含んでいること。
一般的に乳酸菌の多くは小腸、ビフィズス菌は大腸に棲みつきますが、腸内環境の改善には腸全体でのバランスが重要です。
双方のタイプを含んでいることで、腸内環境がより整いやすくなると言われています。
細粒タイプは生後3か月の赤ちゃんから服用できるのも嬉しいですね。
強力わかもと
『強力わかもと』は乳酸菌とその他の菌を含んだ複合製剤(胃腸薬)です。
使用される乳酸菌種はパッケージ類には掲載されていないものの、ホームページではフェカリス菌と公表されており、生きたまま腸まで届くように配合されています。
フェカリス菌は『ビオフェルミン』にも配合されていますが、人への健康効果が非常に高く、注目されている乳酸菌種です。
この他に、消化酵素を産生する麹菌の一種・アスペルギルス菌と、ヒトや善玉菌の栄養になるビール酵母を含むことで、整腸作用だけでなく消化不良や滋養強壮にも効果があります。
疲れが溜まりがちな人、暴飲暴食によって腸内環境が乱れやすい人におすすめの胃腸薬です。
ザ・ガード コーワ整腸錠 α3+(アルファスリープラス)
『ザ・ガード』は乳酸菌とその他の菌を含んだ複合製剤(整腸・制酸健胃薬)です。
「トリプル生菌配合」とあり、善玉菌の代表格であるビフィズス菌、これを助ける納豆菌、さらに発酵によって乳酸を作り、悪玉菌の増殖を抑えるラクトミンを含んでいます。
“ラクトミン”というのは菌種名ではなく、日本薬局方外・医薬品規格で定められた乳酸菌製剤のことで、「フェカリス菌・フェシウム菌、アシドフィルス菌、またはブルガリア菌の菌体を集めて乾燥した後、殿粉、乳糖、白糖などと混合したもの」です。
日本ではフェカリス菌単体のものと、これにアシドフィルス菌を加えたものの2種類が医療用医薬品として流通しています。
しかし、本品にどのラクトミンが使用されているかは公表されていないのですが、「トリプル」と言っていますので、フェカリス菌単体タイプを使用していると推測します。
本品の特徴は胃から腸までの“よくある不調”にまとめて効くということ。
整腸作用だけでなく、センブリなどの生薬や胃粘膜を保護する薬剤で胃もたれや吐き気といった不快感にも効果があります。
まとめて改善したいという人向けの“オール・イン・ワン”タイプです。
ガスピタンa
『ガスピタンa』はラクトミン(フェカリス菌、アシドフィルス菌)とビフィズス菌に、消化酵素と消泡剤を加えた複合製剤(整腸薬)です。お腹で発生する“ガス”に着目した薬で、ガスによるポッコリお腹やオナラなどの症状改善に効果的な成分を含んでいます。
もともと、これらのガスは腸内で悪玉菌が産生するもの。
食べ過ぎて悪玉菌のエサが豊富にあったり、便秘などで腸の蠕動運動が低下したりしていると多く発生してしまいます。
本品では乳酸菌の整腸作用によって腸内環境を整える一方で、消化酵素により悪玉菌のエサを減らし、消泡剤によってガスだまりを潰れやすくして腸からの排出を促してくれます。
ポッコリお腹が気になる女性や、オナラでお悩みの方におすすめの薬です。
新ラクトーンA
『新ラクトーンA』は有名ビール会社のグループ企業の乳酸菌整腸薬です。
ラクトミン(フェカリス菌、アシドフィルス菌)とビフィズス菌に、ビール会社グループならではのビール酵母と、乳酸菌の増殖に不可欠なビタミンB1・B2を含んでいます。
おサイフに優しい価格のわりに多菌種&ビタミンなので、コストパフォーマンスが高い商品と言えるでしょう。
ビオスリーHi錠
『ビオスリーHi錠』は乳酸菌の他に、糖化菌・酪酸菌を含む複合製剤(整腸薬)です。
いずれも生きて腸まで届き、これらの菌が共生して互いに助け合うことにより、単独よりも高い増殖効果が得られます。
本品にビフィズス菌は含まれませんが、 糖化菌の産生物には腸内のビフィズス菌の増殖を助ける作用があり、腸内環境の改善に役立ちます。
また、酪酸菌が産生する有機酸やビタミン類が善玉菌の発育をサポートします。
以上の商品を表にまとめておきますね。
製品名 | 主な菌種(1日服用量当たり) | 効能 |
ビオフェルミンS | ビフィズス菌末(G9-1)18mg
フェカリス菌末(129 BIO 3B)18mg アシドフィルス菌末(KS-13)18mg |
整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感 |
強力わかもと | アスペルギルス・オリゼーNK菌3375mg
乳酸菌培養末(フェカリス菌) 675mg 乾燥酵母(ビール酵母) 2490mg |
消化不良、整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感、 滋養強壮、栄養補給 |
ザ・ガードコーワ整腸錠α3+ | 納豆菌10㎎
ラクトミン(乳酸菌)30㎎ ビフィズス菌30㎎
|
整腸(便通を整える)、軟便、便秘、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ、飲み過ぎ、嘔吐、胸やけ、胸つかえ、胃酸過多、げっぷ、胃痛 |
ガスピタンa | フェカリス菌24㎎
アシドフィルス菌54㎎ ビフィズス菌24㎎ |
整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感 |
新ラクトーン | フェカリス菌40㎎
アシドフィルス菌40㎎ ビフィズス菌40㎎ 乾燥酵母2025㎎ |
整腸(便通を整える)、便秘、腹部膨満感、軟便 |
ビオスリーHi錠 | ラクトミン(乳酸菌)30㎎
酪酸菌150㎎ 糖化菌150㎎ |
整腸(便通を整える)・便秘・軟便・腹部膨満感 |
その他
市販薬の中には乳酸菌を含まないタイプもあります。
このタイプは、配合されている菌が腸内で産生する有機酸やビタミン類、または成分そのものがビフィズス菌などの善玉菌の発育を助けることで、間接的に悪玉菌の増殖を抑制し、腸内環境を整えてくれます。
例えば『強ミヤリサン』は整腸薬ですが、“宮入菌”と呼ばれる酪酸菌の一種から成りますし、「エビオス錠」は乾燥酵母から成る胃腸・栄養補給薬です。
処方薬
慢性的な便秘やストレス性の下痢などを相談すると、医療機関でも整腸薬を処方してくれます。
この場合、ラクトミンを処方されることが多いので、市販品と成分はあまり変わりませんが、処方薬は保険が適用されるので市販薬よりも安価に入手することができます。
製品名は『ビオフェルミン錠・散』『ラックビーN錠』『ビオスリー散』などです。
ただし、感染症の治療のために抗生剤を処方された時に併せて出された整腸薬は市販薬とは異なります。
前述のように抗生剤の服用中は通常の乳酸菌も死んでしまうため、耐性タイプの乳酸菌製剤を処方してくれています。
こういった菌には耐性(Resistant )を示すRが付記されています。
製品名は『ビオフェルミンR散・錠』『ラックビーR散』などですが、後者は乳を含むため前者が汎用されています。
併用される抗生剤はペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系などですが、ニューキノロン系、テトラサイクリン系、ペネム系への耐性は持たないため、効果がありません。
抗生剤を処方されたけど整腸剤を処方されなかったときは、服用が終わってから整腸薬やサプリメントなどで乳酸菌を補給するといいですよ。
また、医師によっては耐性のない整腸剤を処方することがありますが、そのような場合は「?」と思いながらも医師の指示通りに服用し、そのあと整腸剤やヨーグルトなどで継続的に乳酸菌を摂るの方が個人的にお勧めです。
終わりに
ここまで具体的な情報をお伝えしてきましたが、中には新たな疑問が生じた人もいるのではないでしょうか?
例えば「ヨーグルトやサプリと比べてどうなのか?」とか「ちゃんと効果があるの?」とか。
この辺りも更に掘り進んでみたいと思います(^-^)
ヨーグルトやサプリメントとの比較
記事内の表をご覧いただくと、菌数ではなく菌末の重量で表記されているため、わかりにくいですね。
例えば『ビオフェルミンS』の場合、とメーカーに問い合わせるとそれぞれ3億個ずつ配合されているという回答が得られました。つまり、合計9億個ということですね。
この数だけ見ると決して多く含んでいるわけではありません。
サプリメントの中にはもっと大量の菌体を含むものも少なくないですよね。
また、使用されている菌も際立って珍しいものではありません。
乳酸菌製剤「ラクトミン」をベースに、各メーカーでプラスαしているだけのようなものも見られます。
菌数や特異性で比べれば、サプリや機能性ヨーグルトの方に軍配が上がりそうです。
では、何が薬としてのメリットなのかというと、エビデンス(科学的根拠)です。
機能性ヨーグルトの多くは自社の研究所でデータを積み重ねてきたものが多く、動物実験からの推測や、大規模調査に及ばないものも見られます。
また、サプリは食品扱いのためエビデンスは不要であり、中には科学的に疑わしいものも多数あります。
一方、薬は臨床試験を経ての効果が認可されたものなので、「○○に効果がある」という効能の表現が許されています。
乳酸菌以外にも薬効のある指定成分を配合することも可能です。
また、薬を製造できる衛生的な工場で作られており、含有する物質も明らかという安心感があります。
このエビデンスと品質が「医薬品」の強みと言えるでしょう。
効果はあるの?
当サイトでは何度も“乳酸菌と腸には相性がある”とお伝えしてきました。
このことは、残念ながら医薬品であっても変わらないと言えるでしょう。
服用してみて効果の有無を確認してみなければ、わからないことです。
ただし、1つ言えることは、これらの整腸薬は汎用性の高い菌を使用しているということです。
特徴的なのはフェカリス菌の使用率の高さでしょう。
フェカリス菌は非常に小さく、この菌自体が腸に働きかけるというよりも、フェカリス菌が産生した物質や菌体そのものが先住の善玉菌のエサになるという、いわば間接的な整腸作用を持っています。
また、この菌は死菌でも高い生理活性を有しており、その点も着目されています。
他にも、腸との相性という個人差が生じにくい“酵母”を利用したものも多く見られますね。
つまり、個人差によって効果に差が出やすいような菌や成分は避けて作られているということもできます。
これは処方薬でも同じです。
薬である以上、体質の影響を大きく受けるようでは薬として失格とも言えるでしょう。
これらのことから、必ず効くとは言い切れないものの、高い確率で腸とマッチングし、整腸効果が得られやすいと言えるのではないでしょうか?
ただし、整腸薬を1か月利用しても効果が現れない場合は、前述の表を元に別のタイプの整腸剤を利用してみることをおすすめします。
これでも改善が見られない場合は、大きな原因が生活や体の中に潜んでいるかもしれません。
ライフスタイルの見直しと共に、医療機関への受診も検討してみましょう。
正しい乳酸菌の知識を学び、あなたに美容健康ライフを!!!