便秘は病気ではありませんが、不健康な状態でなにより不快です。
経験ありませんか??女性は結構お悩みの方が多いのではないでしょうか!?
この記事では便秘を解消するべく、乳酸菌による便秘解消方法の間違った認識と、どうすれば便秘が解消できるかに焦点を当ててお伝えしますよー!
便秘と乳酸菌の関係を正しく知り、スッキリしましょう!
便秘人口の実態
小学館女性インサイト研究所によると20~30代の女性の73.4%が便秘で悩んでいるそうです。
実に女性の4人に3人が悩まされているという事ですね。
男性と比較して女性に多くみられるのは冷え性が多く、骨盤が広いので腸が曲がって便が停滞しやすいためといわれています。(かなり多いですよね・・・。)
また、女性ホルモンの一つである黄体ホルモンには、大腸が大便を移動させる蠕動(ぜんどう)運動を抑える働きがあるため
若い女性にとって黄体ホルモンが増える排卵時~月経前まで便秘になりやすくなります。
高齢者の場合は、加齢や運動不足により腸の動きが弱くなる事、喉の渇きを感じにくくなる事による水分不足などが原因として考えられます。
ちなみに日本人女性のがん死亡者は大腸がんが1位です。
それは、便秘により腸内バランスが乱れて悪玉菌優勢の腸内環境になっているからという説もあります。
女性にとっては便秘というのはとても身近な問題で、深刻です。
今は大丈夫でも将来に向け、今からでも気を付けるべきなのは言うまでもありません。
実は間違いだらけ!?ヨーグルトで便秘解消
便秘改善を期待して多くの人が「ヨーグルト」を食べています。
ヨーグルト中の乳酸菌が腸内の悪玉菌をやっつけて微生物のバランスを保ち、良質な便を作り、腸の動きを活発にする働きがあることが認知されているからですね。
ところが実は効果を実感している人はたったの3割。
たーったの3割ですよ??なんで?
なぜこんなに少ないのでしょう?それはきっと食べ方を間違えているからです。
では、どうすればヨーグルトの効果を最大に引き出し便秘を解消できるのでしょう。
便秘解消のための正しいヨーグルトの食べ方
ヨーグルトによる便秘解消の最大の効果が得られるため気を付ける3つのチェックポイントです。
①量
② タイミング
③ 期間
①量について
最近の乳酸菌の研究では毎日200ml以上摂ることで効果が得られるといわれています。
一日の排便量は成人でおよそ150~200gといわれていますが、そのうち15%は細菌類の死骸です。
つまり、便を構成する細菌の死骸が少ないと便の量自体が減ることになり便秘につながります。
ヨーグルトは食品衛生法で1mlあたり1,000万個以上の乳酸菌か酵母菌を含まなければならないので、毎日食べれば20億個の菌を体内に送り込むことができるわけです。
(ちなみに腸内細菌学の世界的権威・光岡先生によると、乳酸菌の生死は不問で、菌体成分が腸内菌叢を改善し便秘の解消・免疫力アップといった効果を出すのだそうです。)
量は1日に200ml以上のヨーグルトを食べましょう。
②タイミングについて
乳酸菌を生きたまま腸まで届けたければ、空腹時は避けてください。
乳酸菌は強い酸性条件に弱く、酸性度が高い空腹時の胃に送り込むのはもったいないです。
ヨーグルトの中の乳酸菌は発酵して腸内を弱酸性にしてくれます。
悪玉菌(腐敗菌)は、腸内が弱酸性の場合は活動ができないので、善玉菌が活動しやすい環境になります。
するとスムーズな排便を促進して、大便の腐敗を抑制し、便の悪臭や口臭も軽減してくれるのです。
また、寝起きは腸がまだ眠っているので、軽い食事をとってからヨーグルトを食べることが効果的です。
空腹時や寝起きは避けてヨーグルトを食べましょう。
期間について
ヨーグルトを摂取すると腸内に棲み付いている乳酸菌が活性化することも知られています。
ヨーグルトは栄養価が高く、乳糖や各種アミノ酸が豊富に含まれており、これらがいわばエサとなって腸内の乳酸菌を元気にしてくれるのです。
この自前の乳酸菌に元気になってもらうために継続して補給しなければなりません。
多くの場合、1~2週間で排便回数が増えてくるようですが、ひどい便秘や高齢者の場合は1~2か月ほどかかるようです。
あまりに効果が無い場合は自分の体に適合しない乳酸菌の可能性があります。
そんな時は・・・簡単です!違う菌種のヨーグルトに変えてみましょう♪
最低2週間、ひどい便秘の場合は1か月食べ続ける
便秘解消でヨーグルトを食べる本当の意味は
ヨーグルトを食べる目的は生きた乳酸菌を体内に摂り入れ、棲み付いてもらうことだけと思っている人も多いです。
ですが、それは正確ではありません。
摂取した乳酸菌のほとんどは排出される上、サプリメントやカルピスのような殺菌乳酸菌(サプリなど)でも腸内菌叢(腸内フローラ)の改善やそれによる排便の促進が確認されています。
「便秘解消のため」にヨーグルトを食べることの本当の目的は、便通に必要な菌体を摂り入れ、優れた栄養も補給し、自分の乳酸菌を活性化させるというところです。
カロリーオーバーにならないようにヨーグルトは低脂肪の無糖タイプを中心に選び、食事のバランスと適度な運動も心掛けましょう。
少しでも良いのでヨーグルトを生活に取り入れてください。
そうするとみるみる内にデトックスしまくりですよ!
「便秘をしない」というのは最大級のデトックスです。
体内にある不要なものを排出しないことが体に良いわけがありません。便秘を解消し、腸から健康を取り戻しましょう。
色々なヨーグルトを試しましたが、2年前からやっと森永ビビタスで長年の便秘が解消しました (^^♪ ブランチの後に100mlほどを、健康によいといわれるブルーベリージャムを少量まぜ、少し甘くして食べています。85歳の高齢男性ですよ、ワッハ!
85歳になられてもお元気にされているようで素晴らしいです^^ 今後も乳酸菌を摂られて元気にお過ごしください!