カスピ海ヨーグルトの絶対失敗しない作り方を画像と動画でお伝えしていきます。
とっても簡単に作れるのでチャレンジしてみて下さい。仕上がりはこんな感じになります。
準備
まず準備する物です。
1、ヨーグルトメーカー
2、カスピ海ヨーグルトの種菌
3、牛乳
4、容器
この4つです。順番にご説明していきます。
ヨーグルトメーカー
一番有名どころのタニカのヨーグルトメーカーがお勧め。私もこれを使っています。
一度に1L作れて、このコンパクトさは嬉しいです。
ヨーグルト作りは温度を安定させないと失敗しますが、タニカだと失敗が少ないです。
少なくともタイマー機能付きを強くお勧めします。
カスピ海ヨーグルトの種菌
カスピ海ヨーグルトはフジッコ株式会社がグルジアで発見した乳酸菌です。フジッコでしか買えないです。(多分・・・。笑)
まずは種菌をゲットして下さい。この種菌から植継ぎを何度も行います。

牛乳
牛乳の選び方はとても大切です、必ず成分無調整を選んでください。
無脂肪乳や、豆乳でもヨーグルトにはなりますが、植継ぎ(種菌として使用)をしていく場合は変質の少ない成分無調整を選びましょう。
さらに未開封のものを使用してください。
開封済みの牛乳の場合、雑菌などが入っている可能性があるためです。
当然ですが賞味期限が切れたものは使わないようにしましょう。
◎ | 成分無調整・濃厚牛乳・ジャージー牛乳 | ヨーグルト作りに適しています。 |
〇 | 低脂肪乳・無脂肪乳・豆乳 | 乳清(ホエイ)が多く出る事がありますがヨーグルトを作る事ができます。豆乳をカスピ海ヨーグルトの種菌にする場合は大豆固形成分が6%以上のものを使用してください。 |
△ | 低殺菌牛乳・栄養強化牛乳 | 固まらない事が多くお勧めできません。 |
☓ | フルーツ牛乳・コーヒー牛乳 | 乳固形分が少ないため固まりません |
容器
清潔な容器であれば良いです。どちらにしても殺菌を行ってから使用します。
ヨーグルトメーカーを購入して作る場合は特に必要ありません。
さて、これだけ揃えば準備OKです!
早速作ってみましょう。
殺菌する
容器とスプーンを水で濡らしてください。
底に5mm程度水をためて、全体が濡れた状態で電子レンジでチンをしてください。
500wで1分もすれば十分です。レンジでチンした殺菌後がこちら

ちなみに熱湯にくぐらせるだけでも大丈夫です。全体を殺菌する事が大切です。
殺菌が完了しました。とっても簡単ですね。
ポイント:殺菌といっても過敏にならなくても良いです。容器殺菌後に新たな細菌をつけないようにする方が大切。
牛乳と種菌の混合撹拌
まずは殺菌をした容器の水気を取り除きます。
この時に汚い物(細菌が付着したもの)が容器の内側に触れないようにしてください。
布巾などで拭くのも止めましょう。多少の水気であれば取り除かずに、牛乳と混ぜてOKです。
まずは少量の牛乳を入れて下さい。そこにカスピ海ヨーグルトの粉末を投入します。
画像は植継ぎの種菌ですが工程は同じです。

粉末が固まる事なく全体にいきわたればOKです。残りの牛乳を入れて下さい。
粉末1包につき500mlが推奨です。(メーカー推奨)
100mlぐらい多くても少なくてもOKです!笑
ポイント:充分に混ぜて下さい。混ぜが足りない場合ダマになります。混ぜ終わったら表面の気泡を取り除きましょう。仕上がりが綺麗になります。
カスピ海ヨーグルトの設定温度と時間は?
カスピ海ヨーグルトの設定温度は27℃がお勧めです。
いろいろチャレンジしましたが、カスピ海ヨーグルトは27℃で発酵させるととってもなめらかできめ細かい仕上がりになります。
発酵は6時間以上をお勧めします。
お好みに合わせて少しずつ調整していけばよいと思います。
6時間~10時間程度の範囲で調節してください。(10時間以上で作った事はないです。)
タニカのヨーグルティアで温度と時間調節をしています。今回は7時間にしました。
できあがりと発酵が終わったら注意する事
7時間後
発酵が終わってこんな感じになっていればOKです。
カスピ海ヨーグルトが出来上がるとこんな感じです。
いまいちよくわかりませんね。笑
表面の気泡をとっておいたのでツルツルの良い仕上がりです。

ここですぐに食べたいという気持ちも分かりますが、先に種菌をとらないといけません。
作る時と同様に殺菌をした容器とスプーンで別の容器に移しておきましょう。
次回も500ml作るのであれば50gとっておけば充分です。
ポイント:表面部分を種菌にするのではなく表面をよけて、中央辺りを種菌にしよう
⇒表面は細菌が繁殖する可能性が高い部分です。
カスピ海ヨーグルトはトロトロして粘り気が強いところが特徴。
上記の通り作っていけばババロアのような食感にできあがります。
注:表面はもう少し丁寧に避けましょう。笑
種菌の正しい保存方法
大原則は種菌の中に細菌を入れない事です。
必ず殺菌した容器に移しましょう。そして冷蔵保存をして下さい。
保存期間は1週間程度が限界だそうです。(メーカー推奨)
ただ、牛乳の賞味期限も考慮すると2~3日で使い切る方が良いです。
ちなみに冷凍保存をすれば1ヵ月程度の保存はできますが、その場合は食用ではなく、種菌として使ってください。
自然解凍して、そのまま分離液といっしょに牛乳に混ぜればOKとのこと。(わたしはやった事ないです)
出来たてを食べてみよう
今回はブルーベリージャムとはちみつを入れていただきました。

カスピ海ヨーグルトの正しい食べ方
正しい食べ方なんてありません!と言ってしまえばそうなのですが、カスピ海ヨーグルトはクレモリス菌FCというとっても体に良い乳酸菌で作られています。
せっかくなので効率良く体に吸収するために、私のお勧めの方法をご紹介します。

結論から言うと、オリゴ糖と食物繊維と一緒にヨーグルト食べましょうという事です。ちょっと難しいですがその理由を
乳酸菌の特徴
ビフィズス菌、乳酸菌全般に言える事なのですが、乳酸菌は「栄養要求性」を示します。
つまり、自分(乳酸菌)が増えるためにエサが必要という事です。
ブドウ糖や麦芽糖、しょ糖などの糖質は小腸で消化吸収されて、エネルギーになってしまいますが、オリゴ糖、糖アルコール、食物繊維などは難消化吸収性糖質で小腸をくぐりぬけて大腸まで到達します。
そしてビフィズス菌や腸内細菌を介した発酵・吸収によって利用されて、結果的に大腸内の乳酸菌の増殖を促進する事が既に分かっています。
つまり、オリゴ糖や食物繊維を多く含むものを一緒に食べた方が良いという事です。
乳酸菌にエサを与えてやるという事ですね。
そして、以下は私がお勧めする手軽に効果を上げる方法です。

オリゴ糖をヨーグルトと一緒に食べる
オリゴ糖は少糖とも呼ばれ、いろいろな種類があります。
プレバイオティクス(ざっくり言うと腸内フローラを良好な状態にするものです。⇒腸内フローラについての過去記事)
代表としてはフルクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖などが有名ですね。
この糖が腸管内の乳酸菌の働きをお手伝いします。
残念な事に、オリゴ糖が多く含まれていてヨーグルトに合いそうな食品というのは少ないのです。
いろいろ調べましたがオリゴ糖のシロップなどが市販されているのでそれを買ってくるのが一番良さそうです。
シロップといってもカロリーは砂糖の半分程度なのでご安心ください。
簡易に始めたい方は近くのスーパー等でよくあるシロップのオリゴ糖を使って下さい。
こんなのスーパーで見たことありませんか?
どうせならがっつり効果を出したいという方はカイテキオリゴをお勧めします。
日本で一番売れているオリゴ糖です。売れるからには理由があります。
ちなみに全部使っても品質に満足できなければ返金してもらえるのです。笑
その2 食物繊維のとり方
きな粉・さつまいも・ドライフルーツ等が食物繊維を多く含んでおり、ヨーグルトとは相性が良さそうです。
もっとお手軽にという方は食物繊維サプリと一緒にとるのもお手軽で良いです。
スーパーでも売ってます。安くてコスパが良いのはイージーファイバーですね。
まとめ
カスピ海ヨーグルトとオリゴ糖と食物繊維を同時に取るとどうなるのでしょうか。そうです、健康になれます、それに99.999999%痩せます。笑
なにより、カスピ海ヨーグルトはとても口当たりがなめらかで美味しいです。できたてのヨーグルトは何故こうも美味しいのか。体に良くて、美味しいなんて大満足。
培地にする牛乳が違えば出来上がりの味も変わりますし、発酵温度や時間を調整して違いを見つけるのも面白いですね。
カスピ海ヨーグルトの手作りに挑戦する方へアドバイスです。温度が低いと発酵に時間がかかりますが、カスピ海ヨーグルト特有のとろみが強く出て、なめらかに仕上がります。
5/7追記
さらにダイエット効果を出したい方はこちらも合わせて読んでみて下さい。
カスピ海ヨーグルトとの合わせ技ができます。
関連記事⇒ホットヨーグルトダイエットの効果とただ1つの注意点
5/11追記
カスピ海ヨーグルトに効果などについて詳しく記載をしました。
カスピ海ヨーグルトを作る前に一度は見ていってください。
関連記事⇒カスピ海ヨーグルトの効果・効能と選ばれる理由
できれば皆さん1週間とかではなく、毎日食べるようにして下さい。カスピ海ヨーグルトでなくても、普通のヨーグルトでもOKです。
乳酸菌をとる事は病気の予防にもなりますし、美容にもとても良いです。
健康な生活を送ってエンジョイしましょう。
ヨーグルト人口を増やしたいですw笑
みなさんお試しあれ。
腸内環境でお悩みの多くの方に、少しでも乳酸菌の素晴らしさを広めたいと思っています。
この記事で少しでもためになる事がありましたら「いいね!」をいただけるととても嬉しいです(^^)/
はじめまして、カスピ海ヨーグルトを以前から作っている者ですが、1つ以前疑問があります。
実は、知人からもらった種菌を3年程使っていて、ある日失敗してしまったので、今度はネットで粉末の種菌を買いました。
その商品には6回程、繁殖を繰り返したら、新しい種菌粉末にした下さいとの注意書きがあります。
しかし、以前は3年間使った経緯があるので、6回の時点で、ヨーグルトに問題が見えなかったので大丈夫と思い、その後も使い続けていますが、大丈夫なのでしょうか?
又、種菌販売のメーカーが回数に制限を設ける理由とは何なのでしょうか?
カスピ海ヨーグルトの出身地、コーカサス地方は先祖代々受け継がれているとのことなので、不思議に思っています。
お返事よろしくお願い致します。
高橋 真鶴
ご質問ありがとうございます。
遅くなりましたが、返答させて頂きます。
カスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス菌をはじめ、多くの細菌は非常に早く世代交代を行います。
大腸菌などは20分で自己を複製(増殖)するので、医薬品界などの研究分野では、この性質を利用して数世代あとの子孫(?)にどんな影響が出るかを確認するのに細菌を用いることがよくあるんです。
(もちろんその後はヒトの細胞などを使って人体への影響を確認します。)
ところが、細菌が複製を作るときに、ちょっとした変化でDNA(遺伝子)が絡まって別の部分がくっついてしまったり、途中で切れてしまったり…ということが起こります。
「遺伝子組み換え」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これが自然のちょっとした刺激(例えば日光の紫外線)などでも起こるんですね。
重大なDNAの複製ミスがおこると、その時点で生存できなくなり死滅することもありますが、ちょっとした変化ならその新しいDNAをもった個体が次々と自己を複製していくわけです。
もし、このDNAの方が増殖率が高かったら、始めにいたです細菌とは少し違ったDNAを持つ細菌が多く存在するようになりますね。
種菌を販売するときに回数の制限をつけるのは、使用者が気づかぬうちに変化した細菌を使い続けてしまわないようにするためです。
なぜなら、メーカーには「発酵によって得られた食品に一定の価値(ヨーグルトなら整腸作用など)を持たせなければならない」という義務があるからです。
カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌SP株には、フジッコが研究で明らかにしてきた様々なすばらしい効果があります。
植え継いでいる間に菌が変化していたらその効果が得られないことになりますが、期限を設けなければメーカーは変化してしまった菌の効果も保証しなければなりません。
逆に言うと、6回までとの記載があるのなら、6回程度は植え継いでも効果を保証します…ということです。
コーカサス地方の人々はいわば自己責任で植え継いでいるので、もし失敗したとしても誰かが訴えられるわけではありませんね。
ですから回数無制限で作っているのです。
また、日本のように高温多湿ではありませんから、日本よりも菌が安定して維持できている可能性もあります。
もちろん、まづるさんもカスピ海ヨーグルトの効果を得る目的で摂取しているのではなく、ヨーグルトが食べたくて作っているのなら、発酵に問題がなければ無制限で作って食べても大丈夫です。
ただし、見た目は問題なくても、クレモリス菌SP株の産生物質がオリジナルと同じかどうかは疑問です。
おなじように粘り気があったとしても、その組成に変化がないかを確認する方法は、私たちにはないのです。
細菌の菌株管理は非常に難しく、メーカーでは定期的に継体培養し、凍結保存を行っています。
日本の一般家庭で安定的に菌株を維持することは不可能といって良いでしょう。
私も数回植え継いだら、新しい種菌に更新してヨーグルトを作っています。
乳酸菌に何らかの効果を期待するのであれば、純正な菌株を維持できるよう、定期的に種菌を更新することをおすすめします。