プレーンヨーグルトは甘みを加えてそのまま食べる…という人が圧倒的に多いと思います。
日本ではデザートのイメージが強いですよね?
でも、海外では料理にも上手に利用されているんです。
日本人は、ヨーグルトの食べ方が偏っているのかも??
そこで、今回は、プレーンヨーグルトを使って作る、簡単で美味しいデザートや料理をまとめて紹介します!
余ってしまったヨーグルトも大活躍まちがいなし!です。
ギリシャヨーグルト
まずは人気急上昇“ギリシャヨーグルト”の利用法を紹介しましょう。
サラダにトッピング
多くの方がイオン『ギリシャヨーグルト』のCMで、ギリシャヨーグルトをサラダにトッピングするシーンを見たことがあると思います。
このように料理にヨーグルトを使うのは、ヨーロッパでは結構フツ―のことなんです。
サラダのほかにスープに利用する国などもあります。
ヨーロッパ諸国はチーズ文化の国。なんと1000種類近くあると言われています。
そのような環境で、ヨーグルトはフレッシュチーズに近い食べ物として受け止められているんですね。
確かにどちらも乳酸菌と乳による発酵食品。
サラダにヨーグルト…は「えっ?」と思いますが、サラダにチーズなら違和感は減ります。
固定概念にとらわれず、ヨーグルトを楽しみましょう。
その① ライタ(キュウリのヨーグルト和え)
インド料理店ではお馴染みのサラダです。 辛いカレーにピッタリのサイドメニューとしてよく登場します。
本来は普通のヨーグルトで和えるのですが、水っぽくなるのが苦手なのでギリシャヨーグルトを利用したところ、ちょうどよい具合になりました。
簡単に作れるので、箸休めの副菜にいかがですか?
材料
キュウリ | 1本 |
プレーンヨーグルト | 100g |
ブラックペッパー | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
レッドペッパー(あれば) | 小さじ1/4 |
クミンパウダー(あれば) | 小さじ1/2 |
手順
1. キュウリを1㎝角に切る。
2. プレーンヨーグルト、塩、スパイスを加え、和える。
お好みでスパイスの量は加減してくださいね。
角切りにしたトマトや豆類を加えればボリュームアップできます。
レッドペッパーは最後に振りかけると、色味がきれいに仕上がりますよ。
ヘルシーレアチーズケーキ
「ケーキは食べたいけれど、カロリーが気になる」という人にピッタリの、ヘルシーなレアチーズケーキを紹介しましょう。
クリームチーズも生クリームも不使用です!
材料(グラス4~5個分)
プレーンヨーグルト | 400g |
砂糖 | 40g |
牛乳or豆乳 | 200cc |
レモン汁 | 大さじ1 |
粉ゼラチン | 5g |
クラッカー(リッツなど) | 適量 |
手順
1. ギリシャヨーグルトを作り(水切り:下記参照)、半量(200g)になるまで水切りします。
2. 牛乳大さじ2杯を耐熱容器に入れ、粉ゼラチンを入れて混ぜ、ふやかします。
3. ギリシャヨーグルト、砂糖、レモン汁をボウルに入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜます。
4. 2のゼラチンを電子レンジ(500w)で20秒ほど加熱し、よく混ぜたら、さらに牛乳を大さじ2ほど入れて馴染ませます。
5. 3に4を泡立て器で混ぜながら入れてなめらかになるまで混ぜます。残りの牛乳も入れて静かに混ぜ合わせます。
6. グラスの底に砕いたクラッカーを敷き詰めておき、5を流し入れたら冷蔵庫で固めます。
市販のギリシャヨーグルトを買ってきても良いのですが、自作すればおサイフにも優しいですね。
作り方は簡単です!こちらをどうぞ♪
女性のミカタ !!? ギリシャヨーグルトの効果と失敗しない作り方
ホットヨーグルトとフローズンヨーグルト
ヨーグルトは冷蔵庫から出してすぐ食べるので、通常は10℃くらいのものを食べていると思います。
でも、温めたり凍らせたりしてもおいしく食べられるんですよ。
心配なのは温度の変化によって乳酸菌の効果が失われるのでは…という点ですが、安心してください!
乳酸菌は50℃くらいまでなら加熱しても死ぬことはありませんし、0℃以下になっても休眠するだけなので問題ありません。
さらに、メリットもあります!
ホットヨーグルトは通常のヨーグルトよりもダイエット効果がアップしますし、フローズンヨーグルトは通常のアイスクリームよりヘルシーで、長期保存にもなります。
詳しい効果や作り方は、こちらをご覧くださいね!
ホットヨーグルトダイエットの効果とただ1つの注意点
タンドリーチキン
ホームパーティーなどのおもてなし料理としても使えるタンドリーチキン。
スパイシーな香りが食欲をそそるので子供受けも大人受けも良く、ヘビロテ間違いなしのレシピです。
ヨーグルトに漬け込むので、お肉が柔らかくなりますよ。
オーブンがあれば便利ですが、フライパンでもOK。
焦げやすいのでじっくり焼き、最後の仕上げは強火にすれば“外はカリッ、中はジューシー”になります。
お子さんが食べるときはカレー粉の量を少なめに、ダイエット中の人は胸肉に変えてヘルシーに作りましょう。
焼く前に周りの漬け込んだヨーグルトを拭き取るとカリッと感が増しますよ。
材料(4人分)
◎鶏もも肉 | 600g |
◎カリフラワー(またはブロッコリー) | 1個 |
◎ジャガイモ | 3個 |
プレーンヨーグルト | 200CC |
おろしにんにく | 小さじ1/2 |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1 |
サラダ油 | 大さじ2 |
ケチャップ | 大さじ3 |
カレーパウダー | 大さじ1 |
ブラックペッパー | 適量 |
手順
1. ◎以外の材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる。
2. 1に一口大に切った鶏肉、カリフラワーを2時間漬け込む。
3. 2とクシ形に切ったジャガイモを、予め180℃に予熱したオーブンで30~40分焼く。
漬け込む時間が必要ですが、オーブンがあればあとは手間いらずなので、やってみると簡単ですよ!
おすすめはレシピにあるように野菜も一緒に焼き上げること。
彩もよく、栄養バランスも◎です。
ブロッコリーやジャガイモのほか、ニンジンやズッキーニもおいしいですよ。
乾物ヨーグルト
新聞でも紹介されたヨーグルトの新しい利用法です。
水で戻すよりも栄養価がアップするのが嬉しいですね。
「ヨーグルトに乾物??」と思いますが、ヨーグルトの水分(ホエイ)を乾物が吸い込むことで食感がよくなり、乾物に豊富な食物繊維とヨーグルトの乳酸菌の相乗効果で腸内環境改善にピッタリのレシピです。
ここでは㈱明治のサイトにあるレシピから1品紹介します。
http://www.meijibulgariayogurt.com/special/kanbutsu-yogurt/
材料(2人分)
切り干し大根 | 20g |
プレーンヨーグルト | 80g |
キュウリ | 1本 |
白味噌 | 大さじ1 |
白すりごま | 大さじ1 |
ごま油 | 少々 |
1. 保存容器に切り干し大根とプレーンヨーグルトを入れてよく混ぜます。ふたをして冷蔵庫で8時間ほどおきます。
2. キュウリはせん切りにします。
3. 1に白味噌、白すりごま、ごま油を加え混ぜ、2のキュウリを加えてさっと混ぜます。器に盛り、白すりごま(分量外)をふります。
密閉容器はジップロックで代用しても大丈夫。
乾物は和食に登場する機会が多いと思いますが、周りに残ったヨーグルトはそのまま料理に使えるので、いつもの味とは印象が変わりますね。
ヨーグルトで戻せる乾物には、他にも干し人参や乾燥ワカメ、煎り大豆などがあります。
いろいろアレンジできそうですね。
まとめ
ヨーグルトはそのままでも美味しいですが、大容量のプレーンヨーグルトは余ってしまうこともありますね。
でも、料理に使えば大量に消費できますし、栄養価がアップしたり、食材を柔らかくしてくれたりと嬉しい効果もいっぱいです。
もちろん、乳酸菌も一緒に摂れますね。
腸内環境改善のために、ヨーグルトを料理にも活用してみてはいかがでしょうか?
正しい乳酸菌の知識を学び、あなたに美容健康ライフを!!!