乳酸菌の健康効果は今や常識!
「毎日ヨーグルトを食べてるよ」という人も増えました。
しかし、乳酸菌入り食品もどんどん進化しています!乳酸菌入りチョコレートが話題になったのは記憶に新しいと思いますが、他にもいろんな商品が巷に出没しています。
そこで、今回は発酵食品以外の乳酸菌入り商品について特集します。
ヨーグルトでは得られないメリットもありますので、一見の価値ありですよ!
こんなにあった“乳酸菌入り商品”
乳酸菌が生きていなくても高い健康効果が得られることは、当サイトでも度々触れてきたのでご存知の方も多いと思います。
そう、死菌でも菌体そのものに価値があるので、発酵食品でなくても問題ないわけです。
そこで、最近増えているのが発酵食品以外の乳酸菌入り商品。
例えるなら、乳酸菌と何かの合わせ技…といったところでしょうか。
とにかく、いろんな商材が乳酸菌とコラボしているのです。
↑こんなコラボ商品も。
比較的入手しやすいものを紹介すると、
- 清涼飲料水
- キャンディ
- 味噌汁
- 歯磨き粉
などなど。
ちょっと意外なものもあって、気になりますよね。
それでは詳しく見てみましょー!!
清涼飲料水
取り上げた中では意外性がないかもしれませんが、ドリンクヨーグルトや乳酸菌飲料以外に乳酸菌が入ってるって、実はすごいこと。
…というのも、発酵食品は菌の存在が“当たり前”なので、例えばドリンクヨーグルトなら「乳酸菌が1mlあたりに1000万個以上いないとダメですよー」と法律で決まっているわけです。
でも、他の食品に乳酸菌が入っていたら、それは“ただのバイキン”。
これは清涼飲料水でも同じで、食品衛生法では一般生菌(病原性のない普通の細菌類)100以下と定められています。
ですから、清涼飲料水に入っている乳酸菌は死菌です。
でも、菌体自体の効果が高いものを選んで製品化しているので、全く問題ありません。
中でもおすすめはコレ↓
キリン 『まもるチカラのみず』
松坂桃李さんのCMを覚えている人も多いかもしれません。
↓コレコレ(^^)
配合されている「プラズマ乳酸菌」はヨーグルトも発売されている機能性乳酸菌です。
プラズマ乳酸菌には免疫力をアップさせる作用があり、アンチエイジングの効果も期待されています。
詳しくはこちらをどうぞ↓
免疫系に直で効く!プラズマ乳酸菌でインフルエンザ予防とアンチエイジング
もちろん、摂取はヨーグルトでもOKですが、清涼飲料水ならではのメリットもあります。
それは、常温で9カ月の長期保存ができること。乳成分が入っていないので、カロリーもゼロです。
水のように飲めるので、飲むシチュエーションを選ばず、手軽さも倍増ですね。
普段はヨーグルトから、外出時や忙しいときはこの商品…などと品物を変えても同じ菌株の摂取を継続できるので、効果が得やすいのもポイントですよ。
姉妹品「まもるチカラのサプリ(乳性飲料)」もあります。
http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/mamoru/index.html
キャンディ(飴)
乳酸菌というと、サプリメント以外は“水もの”中心でしたが、全く違うカテゴリーの食品も増えています。
それが、冒頭で紹介した乳酸菌入りのチョコレート“乳酸菌ショコラ”と、今回のキャンディ。
乳酸菌ショコラについては過去記事もありますが、乳製品が苦手な人でも食べられるメリットがありました。
詳しくはこちらをどうぞ!
次世代の乳酸菌の取り方!生きた乳酸菌が100倍とどく!!?
ただ、気になるのが“カロリー”と“価格”。
チョコレートだけに高カロリーですし、値段も高くておサイフに厳しいといった難点もありました。
そこで、カロリーも価格も低い方が嬉しいという人に紹介したいのが“キャンディ(飴)”です(笑)。
商品ごとに菌数のバラツキはありますが、どれも200円前後の販売価格。
キャンディなので、口に入れてもすぐになくならないのでチョコレートよりコスパは高く(笑)、携帯もしやすいです。
さらに、おまけの成分も入っていますよ。
パイン 『乳酸菌10億個』
缶詰の輪切りのパイン型キャンディで有名なお菓子メーカーの商品です。
スゴイ名前の飴ですが、その名の通り、1粒に乳酸菌が10.億個入っているという商品です。
さらに、お腹のビフィズス菌を殖やすオリゴ糖も15㎎配合しているというのだから、嬉しいですね!
これに使用されている乳酸菌は、子育てママにはお馴染みのベビー用品メーカー“コンビ㈱”が開発した“フェカリス菌EC12株”です。
信頼のメーカーですね!
フェカリス菌は小さいので、菌体自体がビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善してくれます。
気になる味は…というと、ホワイトサワー風味の微炭酸、さわやか系♪
子供受けも良いですよ。
サクマ 『活きた乳酸菌ヨーグルトキャンディ』
缶入りのサクマドロップスで有名なメーカーの機能性キャンディです。
生きた乳酸菌とビフィズス菌の2種類を腸まで届けられるキャンディです。
こちらもビフィズス菌の増殖に不可欠なオリゴ糖入りなので嬉しいですね!
ちょっと商品情報が少ないのが残念です。
名糖 『乳酸菌1000億個入ったキャンディです』
『乳酸菌10億個』の上を行くネーミングですが、こちらは1袋あたりの菌数です。
惑わされそうですね!
使用菌株は同じ“フェカリス菌EC12株”なので、開発元は一緒かもしれません。
ヨーグルトの故郷、グルジア由来の“グルジアヨーグルト発酵液”を使用とあるので、正統派のイメージを醸し出しています。
ただし、乳アレルギーのかたはご注意を!
お菓子
小さいお子さんをお持ちのママは、「お菓子は身体に悪いもの」と子供から遠ざけがちです。
でも、そんなお菓子の中にも、子供の健康に貢献するお菓子があります。
グリコ 『ビスコ』
世代を超えて子供たちに愛されてきた、このビスケット。
実はビスコには、有胞子性のスポロ乳酸菌が含まれています。
この菌はビスコの中では眠った状態にありますが、体に入ったあと、体温や消化液の刺激によって腸内で目を覚まします。
ビスコ5枚分のクリーム中に1億個の乳酸菌が入っています。
お菓子とは言え、侮れませんね。
みそ汁
日本人のソウルフード“みそ汁”に入った乳酸菌の登場です。
毎日食卓に上る機会が多い味噌汁からも乳酸菌を摂れるなら、継続するのも難しくなくなりますね。
永谷園 『シールド乳酸菌M-1みそ汁』
1杯に「シールド乳酸菌 M-1」が100億個含まれている即席みそ汁です。
この菌株はヨーグルトでお馴染みの森永乳業が保有する乳酸菌です。
免疫力をアップして体を守る(=シールドする)乳酸菌なので、高い健康効果が期待できます。インフルエンザでも確認されていますよ。
もともと、みそ汁は発酵食品の味噌を利用したものなので体に良いとされていますが、機能性乳酸菌がプラスされれば更なる健康効果アップですね。
もちろん、みそ汁の風味に影響はありませんし、レトルトなので一人暮らしにもピッタリ!
毎日の食事に摂り入れたいですね。
歯磨き粉
なんと、食品以外の商品にも乳酸菌が!!
…というわけで、最後は歯磨き粉の紹介です。
ヤクルト 『薬用アパコートS.E.<ナノテクノロジー>』
乳酸菌飲料で有名なヤクルトの商品です。
化粧品も販売しているので、歯磨き粉を売っていてもそんなに意外ではないかもしれませんね。
この商品に入っているのは、菌体だけでなく発酵で生じた液の濃縮物です(乳酸菌発酵エキス)。
…で、なぜ乳酸菌の発酵物を入れたかというと、これによって口内の雑菌が減り、口内環境が向上して歯肉炎や歯槽膿漏といった歯周病を予防してくれるからなのだそうです。
歯周病の患者は、厚生労働省調査で約5000万人と推計され、15~24歳の若者の65%、40代以上の約80%が罹患しているといわれています。
歯は一生モノですから、高齢化社会では歯のケアも重要ですね。。
価格は1本2000円とかなりお高いですが、歯の修復作用があるハイドロキシアパタイトも含まれるので、愛用者も多いようですよ。
メリットについて
今や乳酸菌はいろんなところで活躍しています。
乳製品以外の商品の一番のメリットは、乳原料を使用せずに培養した菌体だけを配合している商品もあるので、乳アレルギーがある人でも利用できる点でしょう。
また、乳酸菌の王道”ヨーグルト”はすっぱいので、食べられない子供もたくさんいます。
ビフィズス菌は成長と共にどんどん失われていくので、子供の腸内環境も考えてあげたいところですが、だからと言って、錠剤やカプセル型が多いサプリメントを子供に飲ませるのは無理というもの。
でも、今回紹介した商品…特にキャンディなら、子供でも喜んで乳酸菌を摂ることができますよね。
それに、乳酸菌の効果を得るには継続的に摂取することが必要です。
でも、キャンディなら大人も子供も難しくありませんね。
たとえ毎日ヨーグルトを食べていても、「足りないかな」と感じている人やプラスの効果が欲しい人にも、今回紹介した商品はおすすめのアイテムだと思います。
ぜひ試してみてください!
正しい乳酸菌の知識を学び、あなたに美容健康ライフを!!!